皆さんは、「観劇三昧」という動画配信サービスをご存知ですか?
全国の小劇団の演劇作品が、自宅のネット環境さえあれば見放題で観れちゃうんです。


大手の劇団の舞台やミュージカルは、他の動画配信サービスでも時々見かけますが(HuluやdTV、U-NEXTなど)、何しろ作品数が少なくて。
一方「観劇三昧」の場合は、演劇中心の動画配信サービスだけあって作品数も多く、小劇団を中心とした舞台映像を、月額料金980円(税込)を支払えば何度でも観れちゃいます。
「観劇三昧」ってどんな動画配信サービスなの?詳しく解説!
全国300劇団1009作品が観放題!(2018年7月時点)
確か先月あたりに一度調べたときには「全国289劇団988作品」って書いてあったので、登録劇団・作品数は毎月どんどん増えているようですね。
ちなみに、観放題の有料会員登録をしなくても、無料会員登録だけで「無料作品+有料作品の冒頭3分」は視聴できますよ♪
スマートフォン・タブレット・パソコン・テレビから視聴できる
どれかのデバイスからライセンスを購入すれば、同じアカウントで他のデバイスでも視聴できます。
また、「観劇三昧TV」というメディアプレーヤーを購入するか、AppleTVがあれば、テレビの大きな画面で視聴可能。

まるで劇場にいるみたい!?最前列観劇モード
DVDなど編集された作品映像では、どうしても主役にスポットが当たりますので、「お気に入りの役者さんだけをずっと追いかけて観たい!」などといった見方は難しいですよね。
けれども「観劇三昧」の最前列観劇モードを使うと、劇場で観劇するときと同じように、自由に視点を変えることができるんです。

画面を傾けるだけで視点が変わるなんてすごくないですか・・・!? 技術の進歩!
画面に触ってスライドすることでも映像の視点を変えることができるので、電車の中とかでも気軽に楽しめます。
最前列観劇モードは1作品500円(視聴期間7日間)。
専用のアプリ(観劇三昧VR)をダウンロードし、決済はアプリ内購入となります。
※定額観放題の「観劇三昧」とは別アプリとなり、料金は別となるので注意!

演劇を配信したい小劇団を応援する仕組みが素晴らしい
劇団にロイヤリティが入る仕組み
この「観劇三昧」という動画配信サービスのことを調べていて、特に「いいなあ」と思ったのが、劇団を支える仕組みが整っているということ。応援しようとする気持ちが感じられること。
というのも、こちらのサービス。ただ劇団の動画を流すだけでなく、劇団にロイヤリティが入るんです。
大手の劇団ならまだしも、小劇団の場合はやっぱり続けていくための資金も必要・・・。
どんなに良い役者さんがいても、どんなに良い脚本でも、劇団の運営が安定しなければ、良い作品を生み出すことさえ難しくなります。
そこで、「観劇三昧」では動画配信の利益の7割を劇団に還元!
作品が視聴された時間を計算して、劇団ごとにロイヤリティを振り分けてくれるらしい。
しかも、登録料がタダで、劇団の払う費用が無いというのが素晴らしい。
配信に関しての審査もなく(よっぽど映像のクオリティがひどいとかでなければOK)、出来立ての劇団から老舗の劇団まで、分け隔てなくサポートするとのこと。
あと、舞台で使用している音楽の著作権に関しても、「観劇三昧」が申請作業をしてくれ、しかも申請料も負担してくれるらしいのです。


「観劇三昧」の店舗があり、劇団をサポートしてくれる
「観劇三昧」には演劇グッズの専門店がありまして。(日本橋店・下北沢店)
劇団のDVDや台本、パンフレットやTシャツなどのオリジナルグッズ、演劇雑誌などを取り扱っています。
また、フライヤーを置いたりポスターを貼って宣伝したり、イベントを開催したりなど、劇団員と演劇ファンをつなげる場所となっています。
「観劇三昧」のメリットあれこれ
低負担でたくさんの作品を観れる
「観劇三昧」にはライト会員(無料)スタンダード会員(有料)の二種類があり、ライト会員の場合は無料配信作品と、有料配信作品の冒頭3分を視聴することができます。
スタンダード会員の月額料金は980円(税込)で、全ての作品を観放題で試聴可能。

劇場に足を運ぶのが難しい方でも、演劇を楽しめる
実際に演劇を生で観ようと思うと、会場が遠かったり、忙しくて日程が合わなったり、チケット代が高めだったりで、映画などを観るよりもハードルを高く感じてしまいがち。
「観劇三昧」なら、自宅にいながら自分のペースで試聴できますし、月額料金もお安めなので、演劇好きの方にはとてもオススメです。
また、介護施設などでも導入され、劇場に足を運べないご高齢の方々の日々の楽しみになっているというのも、とても良いですね。
まとめ
サイト全体を眺めて思ったのですが、「観劇三昧」を運営する株式会社ネクステージの、
「演劇を、劇団を支えたい、応援したい。演劇の良さがもっと広まってほしい」
という熱い思いがすごく伝わってきました。
(代表者の方のお話もとても良かったので、興味がある方は是非探してみてください^^)